森のボールペン 〜アカギ〜
一つ一つオールハンドメイドで製作している小笠原の木を使用したボールペンシリーズです。
この「アカギ」という木は、明治時代に小笠原に持ち込まれましたが、暗い森の中から明るい環境まで強い為、在来種を制圧し、湿性林の主の様になってしまっている外来種です。
しかしながら、木質がマホガニーに似ているところから、楽器作りなどで新たなニーズが生まれています。
「アカギ」は小笠原では今現在、外来種の筆頭的な立場ですが原産地の沖縄ではその立派な枝ぶりから天然記念物に指定されているアカギもあります。
石垣島では街路樹と植えられている光景が見られます。
西表島のジャングルでこのアカギを求めて探してみると沢筋に大きな木がある程度で、小笠原のような爆発的な実生が育つような場面は全く見られませんでした。
小笠原では暴君のように地位を作っていますが、原産地ではその他大勢というような立場でした。
アカギに少し愛嬌を感じた瞬間でした♪
木は部材により、ピンクがかっていたり、紫系の色であったり、とても個性豊かです。
[商品番号:1005]